サービス紹介
Service
血液凝固検査の結果に基づいた
最適な診断と治療を支援します
犬や猫などの伴侶動物には先天性・遺伝性の血液凝固異常症が発生し、犬では血友病の発生が多く、猫では血液凝固第Ⅻ因子異常症の発生が多いことが知られています。
血友病は自然出血(傷がなくても自然に出血してしまうこと)を引き起こし、その程度によっては命に関わる場合もあり、適切な処置や日常生活での注意が必要になります。
一方、第Ⅻ因子などの接触因子の異常では、自然出血を起こすことはなく、通常、治療を必要としない場合がほとんどです。
また、血液凝固異常症は、癌(ガン)や感染症、自己免疫疾患などの基礎疾患に合併して後天性に発生することがあり、治療の方法がまったく異なることがあります。
したがって、血液凝固異常症では、その原因を特定しなければ、あるいは病態を正確に把握しなければ、診断と治療方針を誤ってしまいます。
病態を把握して適切な診断と治療を行うために、血液凝固検査は極めて重要です。
Vet Coag Careで
できること
検査しなければ診断も治療方針も決定できません。
検査前にご質問があれば、臨床獣医師の先生方からの相談をお受けします。
血液凝固検査の受託
検査前の事前相談(無料)
検査結果の解釈の支援(有料)
Vet Coag Careの
血液凝固検査の特長
国内唯一の血液凝固精密(※1)検査
精密検査(血液凝固因子活性の測定)により血液凝固異常症を的確に診断します。
(※1)血液凝固検査にはスクリーニング検査と精密検査があります。
・スクリーニング検査(3項目*2)は、血液凝固異常症を診断する糸口を見つけるための検査/健康と異常を鑑別する検査です。
・精密検査(血液凝固因子活性の測定*3)は、スクリーニング検査で見つかった異常の原因を突き止め、血液凝固異常の病態を把握するための検査です。
これらの検査により診断し、治療の方針を決めることができます。
(※2)スクリーニング検査の3項目;プロトロンビン時間(PT),活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT),血漿フィブリノゲン濃度(Fib)
(※3)血液凝固機序に関与するⅡ、Ⅴ、Ⅶ、Ⅹ、Ⅷ、Ⅸ、Ⅺ、Ⅻ、高分子量キニノゲン(HMWK)、プレカリクレイン(PK)の10の凝固因子活性を測定します。
犬・猫300例を超える診断実績
出血傾向が疑われる犬と猫を対象に、300例以上の診断実績を有しています。
スペシャリストによる血液凝固異常症のコンサルティング
検査結果の解釈から治療方針の立案まで、止血/血液凝固・血小板のスペシャリスト(獣医師)が丁寧にコンサルティングします。
犬と猫の凝固活性の特質に合った検査の実施
APTTでは、活性化剤とリン脂質の異なる複数の検査試薬を用いて測定します。
このように、犬と猫の凝固活性の特質に合った複数の試薬を使ったAPTT測定で、特に内因系凝固異常の診断精度(異常の検出感度)を高めていることが、私たちしか行っていない特長です。
ドライケミストリー方式血液凝固分析装置の臨床導入
株式会社エイアンドティーとの共同研究によって、血液凝固分析装置COAG2Vを開発し、2005年に農林水産省から製造・販売の承認を取得しました(動物専用機器として国内初、農林水産省指令17消安第5298号)。これにより犬と猫の血液凝固検査が院内で簡便に実施できるようになりました。
2010年にCOAG2NVへ発展し(農林水産省指令22動薬第5053号)、機器は小型化自動化され、さらに簡便に検査できるようになっています。
検査機器
-
血液凝固検査用試薬
-
ドライ式血液凝固分析装置
-
恒温装置
-
血液粘弾性検査装置
-
ウエット式血液凝固分析装置
-
血小板凝集能測定装置